ヤーコン芋の間違った食べ方

ヤーコン塊根部分の間違った食べ方を、いくつかご紹介します!

1.冷凍したヤーコンを自然解凍する

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※生芋の皮を剥いた後、茹でる。それをラップで包み、冷凍。それから三週間が経過した物を解凍。約8時間(8:00-16:00)が経過した物

うえええええ! 溶けます。でもまあ、溶けること自体は良いんです。

問題は、それがなぜ流れ出るか。なぜ、収穫したての頃は瑞々しさを内に湛えているのに、解凍するとだめなのか。それはどうやら、細胞壁の破壊によるものだと考えられます。

参考:食材の冷凍と解凍

因みに、触るとぶよぶよしてます。 溶けだした液体は黒く見えるが、光に透かすと実は苔色をしている。なので、ポリフェノールが酸化したものじゃないでしょうか。

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※2日後(午後5時)

それをさらに放っておくと、赤茶色になります。なぜでしょう。

真空パック

真空パックにしても同じことです。

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※12月21日 07:36 解凍開始

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※同日 16:47

この通りぶよぶよ! ヤーコン汁も出た。

2.凍らせたヤーコンを熱する

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包丁で簡単に切れます。断面はシャーベット状。

フライパンで炒める

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これくらいの薄切りにして炒める。

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すると、薄く小さくなる。バナナチップみたい。氷が溶けて水分が飛んでいるので、シャリシャリ感のない普通の芋の食感。

レンジでチンする

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これを、600Wで一分間チンした。

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その結果、ぶっよぶよになった! 押すと、この通り水分が。やはり細胞壁か。

(2015年12月19日)